昨日ビションフリーゼの子犬情報を書かせて頂きました。
早速お問い合わせや、ご質問のメールなどを頂きました。
私がご紹介するビションフリーゼの子犬に関して、こだわって、気をつけているポイントをお伝えしたいと思います
写真は、去年我が家で生まれていたアースラーの子犬 参考画像です
生まれて三週間からの成長過程が判ると思います
私が、ご紹介する子犬が全て我が家で生まれた子犬ではありませんが、
その子犬達の両親は、血統を吟味して、それぞれのライン、欠点補う組み合わせになるように気をつけています
もちろん、遺伝的疾患並びに病気などの要素のある犬は、絶対に繁殖には使いません
血統で言うならば、日本に生まれた母犬または、父犬であれば、ひいおじいさん、または、ひいひいおじいさんあたりまで、全て健康状態、また、何才まで生きたか、今も存命であるかなどチェックしています
どのラインのご先祖様も、大抵14才から、16歳ぐらいまで、健康に元気で暮らしています
またサイズもビションフリーゼのスタンダードにのっとったサイズのものを選んでいます。
大きすぎるもの体高30センチ以上
または小さすぎるもの、体高23センチ以下
は、スタンダードの規格外になります。
体重で言えば、オスは8キロ台まで、メスは下限4キロ台までの犬が、繁殖には適しています
小さすぎるメスは、お産が難産になりますので、
私は繁殖には、向いていないと思います
子犬の成長具合もとても重要で、以前にも、子犬選びのポイントで、何度か書いているのですが、
子犬は
生後1ヶ月で、体重1キロ
生後2ヶ月で2キロ
生後3ヶ月で3キロが目安です
我が家でごく普通に母乳を与えて、生後3週間過ぎから 離乳食を与えますと、どの子も普通にこの成長曲線を示します
生後2ヶ月以降にしか、子犬をご紹介しないのは、それぞれの子犬の性格の見極めをちゃんとしてから、新しいお宅にミスマッチしない子犬をご紹介したいからです。
よくお客様から、子犬は選ばせてもらえないのですか?との質問を頂きます
お答えはノーです
私の経験上、ビションフリーゼは、長寿で、だいたい15歳ぐらいまで生きます
生後2ヶ月時点、または3ヶ月時点の見た目の可愛らしさよりも、その子の性格の見極めが
15年間いっしょに暮らしていくのには、1番重要 大切なポイントです
例えば、先住犬のいるお家
例えば、集合住宅にお住いのお家、
小さな子供さんのおられるお家
定年後のお散歩の相棒として、希望されるお家
それぞれのお家のご家族のニーズと、子犬の性格がぴったり合った子犬をお渡しするのが、家族の中で、15年間愛される1番のポイントだと、私はおもっています。
ですので、私のブリーディングの1番のポイントは、
ショードッグとしてではなく、家族の一員として、生涯可愛がってもらえる子犬が、生まれてきて欲しいと思って、ブリーディングしています
もちろん、飼い主さんも、お手入れが、大好きで、また、犬もドッグショーが大好きな性格の子犬であれば、ドッグショーにお誘いしたりもしますが、それだけが、ビションフリーゼのブリーディングの目的とは、していません。
今日は、長文になってしまいました。
最近ペットショップ、または、ネットブリーダーさんで、沢山のビションフリーゼの子犬を見かけます。
本当に愛された両親犬から生まれてきた子犬なのだろうか…と不安になるときがあります
また、子犬を、買われる方も、サイズが小さいから、見た目の毛が多いから、目がクリクリだったから
などの、パッと見ただけの印象で、その子の性格も知らずに購入されて、後から、お家の事情とミスマッチを起こし、手放される方がいますね。
里親募集、保護犬サイトなどでも、ビションフリーゼを見かけると、胸が痛くなります
ビションフリーゼという、愛すべき犬種が、正しく理解される事、また、ビションフリーゼらしさを愛してくださる方に子犬が新しいお家に迎えられる橋渡しをしていきたいと思います
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